Silver Spoon

ADHD(診断済)、料理が趣味。流産経験あり。妊活予定。

胎嚢確認・ブログ開設

昨日、胎嚢を確認した
妊活を本気で考え出したのは、確か去年の同じ時期(かそれより少し前)だったと思う。
年齢的には既に高齢出産間近、昔から結婚はしなくても子供だけは欲しいと思ってきた。
だから、来年の夏には妊活を始めよう。
そう思っていた。

アプリに日記は残しているのだが、ひっそりとこちらでも書いてみようと思う。


私の人生は常に色々紆余曲折で、ADHDらしい波乱万丈さに満ちている。
色々あって、私は結婚していないし、これからもするつもりはないが、昨日、胎嚢を確認した。


初トライだった。
排卵検査薬を買ったのもギリギリで、次回から正式に使うことにして、今日はとりあえず試してみよう。
そんな気持ちで検査したら、思いっきり陽性で。
ずっとピルを飲み続けて、婦人科検診にも通って、状態は万全にしていたつもりだった。
基礎体温も付け続けていて、だいたいの排卵の時期もわかっていた。
でも、びっくりした。

そんな初トライで、まさかのビンゴだった。


妊娠検査薬を使う前から、できている気はしていた。
オナニーしたときのぎゅーっとした感じが、すごく違った。
これは絶対、普段と違う。
そう思っていた。

プールで黙々と体を動かしながら、子供の名前を考えていた。
基礎体温が下がらなかった生理予定日。
下がらないどころか、少し高くなったのに確信して妊娠検査薬を使ったら、陽性になっていた。


子宮外かもしれない。
そうでなくても、15%の確率で流産する。
喜ぶのはまだ早い。
胞状奇胎かもしれない。
仕事で無理をして、母子ともに死ぬ確率が増えただけ。


そんなことを思いながら、とりあえず親には伝えた。
シングルマザーになる決意はずっと伝えていたし、今年の夏からトライすることも、伝えていた。
喜んでくれた。


身近で信頼できる人たちにだけ、最低限、伝えた。
迷惑をかけたり、頼ったり、助けてもらうだろう可能性がある人たちに。
皆、総じて喜んでくれた。


そして昨日、初診を受けた。


本当は、別のクリニックで初診を入れていた。もう少し先の日程で。
分娩を扱っていないところだが、家から近く、夜もやっていることが魅力だった。
しかし、電話したら今は夜はやっていないとのこと。
分娩を扱っていないので、24時間相談することはできない。

どうしようかと悩む矢先に、酷い腹痛で救急病院にお世話になることになった。
単に、お腹にガスがたまり、腸蠕動痛が酷かっただけで、子宮外でもなんでもない。
それは痛みの感じで分かっていたが、あまりに辛くて、電話相談の後に駆け込んだ。


これは、緊急のときに相談に乗ってもらえるかどうかがかなり大きい。
そう痛感して、無痛分娩を取り扱っているクリニックに電話した。


予定日を伝えると、その日の無痛分娩はもうキャンセル待ちだという。
それでもキャンセル待ち1番だというから、分娩予約金を入れに行くついでに、その日のうちに診てもらった。

結論を言うと、そこの医院では私の分娩は扱えないということになって、週数が進んだら大きな病院を紹介されることになったのだが、健診は扱ってもらえることになった。
優雅なお産、サヨウナラ。


そして、胎嚢と卵黄嚢とがエコーで観察された。
それが、昨日のこと。


……実は昨日、医院に行くバスに乗り遅れそうになって、走った。
土曜日の腹痛のせいもあったんだろうが、おかげで出血。
薄い茶色いさらさらとした出血がオリモノに混ざっていた。
ライナーにもしっかり血がついていて、その存在を主張していた。
なるべく安静に、とのこと。

しかし仕事はあるので、なるべくおとなしく仕事をすることになった。


初診、いきなりの切迫。
仕事は避けられない。
シングルマザーだし。


生きてこの子を産めるのか。
……母子とも。


なんて思いながら、まだ心音確認されていないのだから、いつ流産してもおかしくないのだ、と頭の中で繰り返している。
でも、待っている、信じている。