秋刀魚のワタ醤油漬け丼
先日はワタが手に入らなかったので、単なる漬け丼になった秋刀魚。
今回は別の高級系スーパーで、1尾430円の大きくて美味しそうな秋刀魚を手に入れて作ってもらった。
レシピはこれ。tsujimeshi.exblog.jp
漬け丼は確かに美味しかった。
でも、このワタ醤油の漬け丼は別格だった。
美味しすぎてハイテンションになるくらいに美味しかった。
言うならば、焼き秋刀魚の旨味が刺身に乗り移った旨さ。
焼き秋刀魚の旨味に加えて、刺身の旨さはそのまま残ってる為に、美味しさが炸裂して10倍20倍と変化したかのうようだ。
秋刀魚好きならぜひ試してほしい。
……とはいえ、捌くのは大変なので、スーパーの調理窓口で「頭を落として3枚にして、皮を剥いでください。ワタもください」とお願いしてもらった*1。
秋刀魚は2人分で1尾。
見事な秋刀魚だけあって、ワタにも脂がのっていた。
それを包丁で細かく刻んで、鍋に入れて調味料を入れる。
レシピの通り、ワタに鱗が入っていないか確認して、入っていたら除く。
入っていたらしい。
1尾だけど、2人で食べるし、ご飯にもまわしかけるからと倍量で。
- 酒小さじ4
- 醤油大さじ2
- みりん小さじ3
内蔵はさわってみてウロコを呑んでないか確認。あれば前半分を捨てるか、うろこをしごき出す。庖丁でよく叩き、鍋に入れて中火で熱する。脂が溶けてぐつぐつしてきたら、酒、醤油、みりんを入れて一煮立ちしたら火を止めてボウルに移し、冷水にあてて冷ます。
この量でも十分美味しかったので、初めての人は1尾でこの分量で作った方がワタ醤油の味がマイルドになって良いかも。
今度作るときはちゃんと2尾でこの調味料の量で作って、旨味を堪能しようと話しています。
秋刀魚の身を三枚におろす。腹骨をすきとり、血合い骨(身の中央にある細かい骨)は骨抜きで抜くかその部分の身ごと細く切り取る。長さを半分くらいに切り、漬け汁に浸してラップし、冷蔵庫で3-40分ほど漬けておく。
自分で捌ける人はもちろん良いのですが、スーパーで三枚おろしまでしてもらっておけば楽。
骨は比較的気にしない方なので、骨抜き使わずにそのまま。
炊きたてのご飯にさっと炙った海苔をもんで散らし、その上に削ぎ切りにした秋刀魚を並べる。漬け汁をまわしかけ、卵黄を乗せ、おろしショウガを添える。
漬け汁におろしショウガを加えて混ぜて、それをまわしかけてもらった。
ショウガ好きだし。
卵黄を乗せ、海苔の代わりにねぎを散らして出来上がり。
美味しかった!美味しかった!美味しかった!
焼き魚の旨味を湛えた刺身…最高…
秋刀魚の刺身は出始めでないと、身が緩んで崩れてしまうので美味しくないと言いますが、この漬け丼は結構長い期間いけるのでは…と期待している。
*1:それすら任せた。私は美味しく食べる係でした。