Silver Spoon

ADHD(診断済)、料理が趣味。流産経験あり。妊活予定。

6w4d:精神科通院

ADHDの診断を受けている。
今日は妊娠発覚後、初めての通院だった。




確かに、小さい頃から一部の突出した能力に比して異常なケアレスミスや異常な無能力とがあって、色々と問題になっていた。
ただ、それは母親や周囲の環境に恵まれて、多少の自律神経失調症とか過食症とかを患うくらいで、大きく病むことなく何とか乗り越えてきた。

ところが、社会人になって、公私ともに可笑しい位のオーバーワークを繰り広げて、慢性疲労症候群的なもので寝込んだ。
繰り返す引越、繰り返す転職、新しい挑戦の連続、苦手な仕事……
その時に友人に、「絶対ADHDだから」と言われて電話をかけたのがきっかけ。

ネットで検索してその場で見つけた病院が、たまたま初診の受付日だった。
そこは今は閉院してしまった有名なクリニックで、初診予約を取るのが至難、と言われていたのに、なぜか一発で電話がつながって受診へ。

ほぼ丸1日かけた診察の結果、コンサータ他諸々の薬の処方を受けることになった。

薬を飲むようになって、初めて自分の感覚過敏に気付いたし、脳波をチューニングするというか、感覚をコントロールするような感じを覚えることが出来て、かなりQOLは改善したと思う。

その後、突然その病院が閉院し、慌てて見つけた大きな病院の専門外来に、これまたなぜか一発で電話がつながって再度受診に至った。
病院運は抜群に良い。
精神科に限らずだが、ある種の運の良さに恵まれてなかったら、さっさと死んでいる自信がある。


前の病院の紹介状はなかったが、それまで飲んでいた薬の記録や血液検査の情報、渡航の際に主治医に書いてもらった薬についての封緘された書類、小さい頃の成績表……そういったもの全てを通じて、やはりコンサータが処方されるようになったから、今の病院でもやっぱりADHDと診断されているのだろうと思う。


それはともかく、主治医には妊娠を希望している話をずっとしていた。
慢性疲労から回復したあたりから、眠るのが下手になっていて、随分前から寝る前の薬はずっと飲んでいた。
少しずつ減薬しては冬鬱にやられたりしながらも、ほぼほぼ薬を抜いて漢方一本にして、たまにマイスリーを使いつつ、一番最初に感覚過敏な世界から普通の世界を覗かせてくれたデパケンRは完全に断薬していた。

妊娠して最初の通院。
薬の相談をしていたせいだろう、妊娠おめでとう、の言葉と共に、すぐにハイライトの入った印刷物を渡してくれた。
それは虎ノ門の妊娠と薬の相談のHPで(産婦人科|その他|診療科・部門紹介|虎の門病院)、不安だったら相談するように言ってくれた。
虎ノ門の病院がパイオニアで、そこから独立した先生が聖路加(女性総合診療部 - 受診案内 - 聖路加国際病院)にいるというようなお話。
国立成育医療研究センターの妊娠と薬情報センター(TOP | 妊娠と薬情報センター)は検討していたと伝えたら、その資料も持っていた。ただ、先生は詳しくないのでレベルやクォリティは知らないとのこと。

過去のメモを見ると、

となっている。

4wになってから飲んだ薬が心配ではある。
どこかに期待がありつつ、まさかあるまいという気持ち。
そして目の前に広がる汚れた部屋……それに負けて飲んでしまった。
部屋の片づけや整理のようなことは、コンサータがないとあっちこっち余計に散乱してしまうことが多いので、つい…
(現在の私の仕事デスクは、全然コンサータ飲んでいないので酷いことになっている)

こんなサイト(もなかのさいちゅう | 赤ちゃん、お大事に。)を読みつつ、ずっと気にはしていた。
これからも、絶対に飲めないとなると、覚悟していたとはいえ、不安がある。
幸いにして漢方と妊娠ゆえの疲れか眠れているが、眠れなくなったらどうしようとか、冬鬱が酷くなったらどうしようとか。

定評があるのは虎ノ門
しかし、国立成育医療研究センターは、今通っている病院から「ハイリスクなのでうちではなく成育を紹介する予定ですので、そちらで産んでください」と言われているところでもあるので、一貫した方が良いのかもしれない。

悩ましい。
なんだかんだで、成育の方が良いのかもしれないなあ。

ちなみに昨日、別件で大学病院に通ったり、色々動き回ったらまた今日、出血があった。
土曜日にまた通院なので、腹痛もないし、しばらく様子を見る予定。