Silver Spoon

ADHD(診断済)、料理が趣味。流産経験あり。妊活予定。

稽留流産手術、前日

夕方、前処置の為に病院に行ってきた。

同意書の家族の欄が空白なのを指摘されたが、日本にいないと答えたら、しばらく電話したりした後、問題ないと言われた。

家族がいない人は大変だよな、と思いつつ、一般的には夫がするのか、と気がついた。


専用の部屋に行くイメージだったが、結局いつもの内診台での処置だった。

いつもの診察室でいつもの通り先生の前に座り、じゃあ処置をしますので内診台へ、と言われて、いつもの内診台へ。

台が上がって、脚を開いたら、まずはいつもと同じくエコー。
前回はなかなか出てこなかったが、今回は比較的早く胎嚢が見つかった。
育ってなかった小さな胎芽が、心拍を打たず、前と同じようにいた。

そこからは、消毒から始まり、中にグイグイとした衝撃。
痛い痛いと思ったが、そこからさらに「チクチクしますよー」という声がかかり、実際の痛みよりも恐怖が勝る。
力を抜こうにも自然と力が入ってしまい、看護師さんに脚をさすられ、息を吐くように促された。

結局、子宮口を広げる棒*1を一本だけと脱脂綿を入れて終わりになったとは先生の談。

グイグイとされてる場所は、なんとなくだが、意外に奥の方に感じた。
生理痛で痛くなる位置に似ているが、そこよりは下で、生理痛よりも硬くて違和感がある感触がいつまでも残っている感覚。
処置を考えると、そのままといえばそのままの痛みだ。

内診台を降りて、着替えて先生の前で、明日はよろしくお願いします、と言ったらそれで終わり。
出たら受付はもう終わっていて、恐る恐る裏から声をかけたら、受付の人がもう帰って良いと教えてくれた。

清算は明日で良いとのこと。
明日は最初に預り金3万円を払う必要があること。
大体の場合は、その預り金から返金がある程度の金額で済むということ。

それだけ確認して帰ってきた。



痛みと違和感の間くらいの感覚と、たまに痛み。
お腹に力を入れたくない。

座れない揺れる満員バスは辛かった。
乗り継ぎのバスは、駅からのバスだっから座れるよう一台見送った。

仕事帰りで荷物が重かったのもあり、パートナーが付いていてくれて助かった。
私は特に痛みに弱い方だからだろうが、一人で行くなら、荷物は絶対軽い方が良い。

明日は病院の前からのバスは乗らずに、タクシーで帰りたい。

市販の痛み止めを飲んで良いとのことで、この前の心電図検査の際に看護師さんにロキソニンを飲んでも良いかと聞いたら、術後に処方されるのもロキソニンだから問題ないとのことだった。


21時15分、痛みのようは違和感のようなものがやはり少しずつ強くなって、鈍い痛みに変わってきている気がするので、ロキソニン服用。
違和感が強くなるのは、そりゃ仕組みからして当たり前だがね…

24時から絶食、朝の7時からは絶飲。
全身麻酔(静脈麻酔)は初めてだから怖い。
何よりも午前中の前処置の続きが痛そうで嫌だ。
あとは起きた時の麻酔後のフラフラ感も嫌だ…。

泣いても笑っても明日だ。

*1:水分を吸って中で膨らむらしい。